Razr - 縦型折りたたみスマートフォン -
昨今の折りたたみスマホはサムスンとファーウェイが話題となっていますが、先日モトローラから縦方向に折りたたむことが可能なスマートフォン「Razr」が発表されました。
スペック
- OS:Android™ 9 Pie
- プロセッサ:Snapdragon 710,octa-core, 2.2 GHz
- メモリ(RAM):6GB
- ストレージ:128GB
- バッテリー:2510mAh
- メインディスプレイ:HD(2142 x 876p)
- センサー:指紋リーダー、加速度計、ジャイロなど
- 寸法:展開時:72 x 172 x 6.9mm、折り畳み時:72 x 94 x 14mm
価格は1500ドルで、2020年の1月9日からアメリカのベライゾン(Verizon)から発売されるとのこと。
日本での発売は不明です。
操作性
ガラケーのように縦に折りたためる「Razr」は、本のように横に折りたためるスマートフォンとは違い、従来のスマートフォンと同じようにディスプレイ操作ができるでしょう。
2つの画面
さらに、「Razr」は折りたたみ時に操作ができるクイックビューディスプレイがあります。クイックビューディスプレイでは、表示、応答、音楽の再生、自撮りなどができる模様です。
展開時のメインディスプレイ(フレックスビューディスプレイ)と、折りたたみ時のクイックビューディスプレイの2つの画面が存在するスマートフォンとなっています。
モトローラとは
「Razr」を知るまでモトローラという企業を知りませんでしたが、Wikiで調べたところ興味深い内容だったので概要の一部を記載します。
引用元:モトローラ - Wikipedia
携帯電話やトランシーバーなどの携帯通信端末、無線通信インフラ、そしてマイクロプロセッサをはじめとする半導体チップ、などの製造が主要事業である。日本では一般業務向け携帯無線機で著名である。
世界初の携帯電話による通話実演(1973年)、市販携帯電話DynaTAC(1984年)、フリップ式携帯電話MicroTAC(1989年)、折りたたみ式携帯電話StarTAC(1996年)の発売など、携帯電話端末開発のパイオニアである。RAZR(2003年)は大ヒット製品となった。
上記の通り、「Razr」は携帯電話として一度販売されており、しかも大ヒット製品だったようです。形は携帯電話のように折りたたみが可能ですが、今度の「Razr」はスマートフォンとして再登場しました。
携帯電話として大ヒットを記録した「Razr」は、スマートフォンとなり今度はどんな成果を出すのか期待大です。注目の次世代スマートフォンです。