同性愛行為、不倫に石打死刑のブルネイをジョージ・クルーニーが抗議
4月3日に、「不倫や同性愛行為に対して、石打死刑を科す」というイスラム法に基づく新刑法がブルネイで施工されました。
それに対して猛抗議したのが、2018年の「世界で最も稼いだ俳優ランキング」第1位のジョージ・クルーニーです。
世界でも反発が広がる中ジョージ・クルーニーは、ブルネイ政府が所有するホテルの利用をやめるようボイコットを呼びかけました。
ジョージ・クルーニーは「ホテルを利用することは、非人道的な人々に資金を渡すことになる」と警告しました。
ブルネイとは
・東南アジアに位置し、面積は三重県とほぼ同じで人口は約40万人
・東南アジアに位置し、石油と天然ガスに恵まれた地域
・国王の権限が強く、絶対君主制のような政治形態
・イスラム教が国教である
そのほかの新刑法
・窃盗罪で手足を切断
・女性同士の性行為は杖うち40回と最大禁固10年
ブルネイ国内の反応
ブルネイ国内では、新刑法が執行される可能性はほぼないという意見が出ているようです。
性行為系の刑法の執行条件では、4人のムスリムが目撃者としていなければ執行されないなど、可能性が低いものとなっています。
ブルネイ人は、国王が「ブルネイがイスラム教に厳格な国であること、またイスラム教徒としてさらに信仰を深めること」を目的としているといっているようです。